今現在、職に従事していながらも、将来を見据えてさらなる新境地へと羽ばたきたいと活動の意欲を燃やしていることと思います。
その燻る火種を持ちながらも、生活をしなければならない、または現職の職務は全うしたい、など様々な理由により現状の勤務を続けながら転職への活動を一歩ずつ前へ進めて行く必要があるのです。
そんな状況下では時間との向き合い方が重要になってきます。この記事ではいかに効率的に転職活動へ時間を注ぐべきかを3つの柱を軸にしてご説明します。
自己分析と優先順位の決定
まず転職を希望する際に重要なのは、新たな職場での自分自身の予想図を思い描きます。新しい職場において自分は何をしてどう過ごしているのか、ただ漠然とした理想ではなく、何がしたいか、仕事はどのように進めていきたいのかを明確にしておく必要があります。
それには、まず先に職務経歴書を作成するのも良いのではないでしょうか。
職務経歴書は自分自身の過去の経験や実績、また社会に出て磨かれたスキルや自分で気づいた能力などを凝縮して構築していくものですから、何がしたいのか、そして目標は何なのか、自ずと見出す手段として使えるはずです。
あるべき姿を先に定めることが求人を最短時間で探すコツになるはずです。
隙間時間の有効活用
わたしたちは毎日どれ程の隙間時間を有しているでしょうか。
朝起きてから出社するまで、出社してから、帰宅時この3点における時間経過の中でも十分に有効的に使うことが出来る時間は次の3つを挙げることが出来ます。
①電車やバスの待ち時間並びに通勤時間
②お昼休み
③帰宅時間
これらの時間にスマートフォンを使い、１、で優先的に定めた求人先の情報収集や転職サイトへの登録をすすめます。
転職サイトへの登録などは特に隙間時間に済ませておけば、勤務中などに登録完了や面談通知などをメールで受け取ることが出来るので、面談のスケジュールの決定も早く済ませることが出来る上、希望の職種や優先企業の情報も得やすくなるでしょう。
待つ時間を最小限にすること、つもり受動的ではなく常に能動的な態勢で行動することで時間を制するのです。
また転職サイトへの登録も1社に限らず複数社登録することをおすすめします。
求人への応募は同時期に複数社へ
自分が自己分析の結果得た希望転職先を選択してきただけに、1社に応募して書類選考を待ち、結果を知って面談へという一歩一歩進める確実な流れが理想ではありますが、転職活動においては在職中の状況下であることも多く、そのことを考慮すれば極力最小限度の時間で動いていくのが効率が良いです。
1社と決めて受かる保証があるのなら、活動をする必要はないです。
選考落ちや不採用の可能性と隣合わせである以上、待ちの態勢は捨てて希望の職場を複数社選び同時に応募しておくべきです。
また面接まで進むことが出来た場合は、在職中であることから、その旨を採用担当者に伝え、こちらの時間をなるべく優先的に考え、調整することも必要です。
まとめ
以上が転職活動をしていく上での、時間の使い方ではありますが、実際に動いてみたとき、思い通りに進まないこともあるでしょう。
そんな時でもその局面だけを見て立ち止まり、諦めて、受動的な思考に切り替わることがないようにして下さい。
時間の使い方は転職活動だけに留まる問題ではなく、人生を過ごす上においても重要なのです。
この転職活動を機会にタイムマネジメントをうまく応用する術を身につければ、必ず自分自身が理想とした明るい未来に手が届く最良の道が開けてくるはずです。時間を制するものは人生を制するのです。
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