転職時の雇用条件の罠

転職時の雇用条件の罠

転職活動中の皆様お疲れ様です。

お仕事をしながら同時に転職活動もしている方は本当に大変ですね。
転職時は考えることも、しなければならないことも多くて、疲れてしまいますよね。
そして、疲れていると思わぬ失敗につながります。

今回は、転職を考えている方々の失敗を防ぐために重要なポイントとなる【転職時の雇用条件の罠】についてお伝えします。

「求人サギ」とは!?

雇用条件の罠は【求人サギ】とも言われていて、これに引っかかって致命的な失敗をした転職者は沢山います。

なぜなら、あいまいな雇用条件で上手に騙す求人が多々あるからです。

転職者の場合、騙されているというよりは忙しくて細かいことを確認せずに、契約してしまったということが多いのですが、そこがズル賢い求人側のねらい目になっているのです。

求人票の気を付けるべき点について

転職時に雇用条件の罠にひっかからないためには、先ずは【求人票の一番肝心な給与の部分を、よく見ましょう】

固定残業代

気を付けるべき点の1点目として挙げられるのが「固定残業代」です。

例えば、給与:250,000円(30時間分の残業代を含む)とある場合は、固定残業代制を入れた求人票になりますが、これでは基本給が不明です。

このような【固定残業代制を悪用した求人】は違法ですが、現実には「手当」名目で何百時間も残業させる会社があります。「残業手当」「現場手当」「営業手当」「OJT手当」「歩合制」など様々な手当という名目で適正な給与を支払わずに済むようにしているのです。

そのため【手当の中身を確認する】ことが大切です。

試用期間

2点目は「試用期間」です。

【試用期間は給料が下がるのかどうかを確認する】ことも重要です。
試用期間に給料が下がって家計が赤字になってしまっては大変です。その期間が半年くらいあり、家のローンを払えなくなったというケースもあります。

その他

勿論、労働時間数及び時間帯、休日の確認も大切です。
これをおろそかにすると、最悪の場合には労働時間が過労死ラインにまで至る場合も少なからずあります。

転職者の場合、なかなか転職先が決まらずにやっと内定が出たような時に、内定をもらっただけで舞い上がってしまい、【あいまいな求人票】を出している悪質な会社に騙されてしまいます。
焦るあまりに、雇用条件を十分に確認せず入社してしまうということがよくありますが、【焦りは、雇用条件の罠にかかる原因】です。

【求人票と採用条件が違う】こともありますから、内定が出ても落ち着いて、不明な点を確認しなければなりません。
ここでは遠慮をしてはいけません。
これに対してキチンと答えない会社は、そもそも怪しい会社です。
あいまいな求人の場合、詐欺かどうかがわかるのは初めてもらった給料の給料明細を見た時ですから、それでは後の祭りですよね。

ですから内定が出ても、採用内定通知書などをよくみて、給与(基本給と残業代や各種手当について)、賞与、労働時間、休日、入社日、配属先、勤務地などの条件を再確認してから承諾しましょう。

まとめ

では、転職時の雇用条件の罠にはまらない為の注意点を簡単にまとめておきます。

まず、求人票の一番肝心な給与の部分に注意して、基本給はいくらなのか・残業代や各種手当の内訳・ボーナスはどのくらいあるかなどを確認しましょう。
また、労働時間及び時間帯や休日、入社日、配属先、勤務地の確認をして、試用期間の期間と給与も確認します。

なお、求人票と採用条件が違う場合もあるので、【採用内定通知書などですべてを再確認してから承諾する】ようにしましょう。

転職を考えている皆様、決して焦らずに落ち着いた気持ちを持って転職を成功させてください。
転職せずに現在の職場にいることもありだというくらいの、気持ちのゆとりを持つことも大切ですよ。気持ちにゆとりを持って、自分が転職する理由を明確にし、その上で転職時の雇用条件の罠にはまらなければ、良い転職ができることでしょう。

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