職務経歴書の書き方

職務経歴書の書き方

履歴書というものは、アルバイトなどの経験で書いたことがあっても、職務経歴書というものは、なかなか書く機会がないですよね。

しかし人事からすると、職務経歴書を通じて応募者の方がどんな経験をしてきて何を学んでどんなことを取得したのかを知りたいのです。

では今回の記事では、そんな職務経歴書の書き方、注意点、例文などを紹介していきますね。

職務経歴書の基本的な書き方とポイント

①身の経歴の概要・要約
あなたがこれまで携わってきた職務及びそこに取り組んできた姿勢を3〜4行で分かりやすく伝えます。
あとで経歴の詳細は明記するため、何をモットーとして意欲的に業務を遂行してきたかを伝えます。
もし職種的に一貫性がない場合もどのような気持ちで自身を仕事に投じることが出来るのかをアピールします。

②職務経歴
あなたが現在勤務中及び過去に勤務してきた勤務先情報を以下のように詳細に記載します。
○勤務先名○資本金、従業員数、売上高などの規模○主たる事業内容○自身の勤務形態

③職務経歴詳細
ここでは、これまでの職場における配属部署、担当業務、携わったプロジェクトや仕事の成果を詳細に記載します。
職務経歴書の中でも、あなた自身が業務上どのような役割を担っていたのか、またそれを経て成長したことや、これから生かすことが出来る経験を読み手に伝える一番重要な部分と言っても過言ではありません。

④活かせる知識やスキル
パソコンを使用して何が出来るのか、人と接するときに身に着けた話し方、語学のレベルなど、どのようなことでも、あなたが持っているあるいは培ってきたと思える知識や能力を記載します。

⑤資格・免許
保有資格や免許を取得時期とともに全てを箇条書きで記載します。
それらを保有することで実務として役立てることが出来ていたか、またこれから有益に活用できるかどうかをアピールできる部分でもあります。

⑥自己PR
単に自分の性格やこれまでの業務経験だけを羅列するだけではなく、読み手が何を求めているのか、即戦力として自分を必要としてくれるには、何に重点をおいてPRすべきなのか。
自分自身を商品、読み手を買い手だと思いながら、商品の良さを伝えることを念頭に記載します。りんごを買いたい人に白菜の良さを説明したところで白菜は売れないでしょう。

⑦志望動機
あなたがなぜその職場への転職を希望するのか、そして戦力となり得た場合、どのように活動していきたいのか、熱意と意欲をそのまま文字に起こしましょう。
 
⑧退職・転職理由
こちらに関しては余程短期間での退職など読み手が気になる要因がある以外は、特段、記載する必要はないと思われます。ただ人によっては退職理由を気にする場合もありますので、頭の中で整理しておく必要はあります。
いずれにしても、あまりネガティブな理由にならないようにすべてポジティブな思考で考えておくと良いでしょう。

見本

まとめ

職務経歴書は、転職先の企業にどれだけ貢献できるか、活躍できるかという視点で記載していくことが大切です。
転職先がどういう人材を求めているかということを思案しながら記載していきましょう。

報告する

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。
相談者や他の回答者が気持ちよく利用できるよう良識あるコメントを心がけください。