
転職を考えていらっしゃる方が、最初に考えなければならないのが、転職活動のスケジュールです。
あらかじめ計画して行動に移すのと、無計画に応募して行き当たりばったり的な転職活動をするのとでは、時間も労力も大きな違いが出てきます。
転職活動は現在の仕事を続けながら活動する場合と、仕事を辞めてフリーの状態で活動する場合があります。
今の仕事につきながらでもいいか、と思える方は長期でもいいかもしれませんが、それでも頭の中に転職という考えがあると落ち着かないものですよね。
ましてや、仕事を辞めている方はできるだけ短期間に良い転職をしたいはずです。
いずれにせよ余り長くなると、疲れと焦りが出て判断力が低下してしまいます。
今回は、転職をお考えの皆様に転職のゴールから逆算したスケジュールの立て方をお伝えします。
逆算して転職のスケジュール作成をしておくことで、時間配分が見えるようになって心にゆとりができ、良い結果につながったという例が多くみられます。
是非本記事を参考になさって転職に成功してください。
【ゴール(入社日)】→【退職日】→【応募時期】→【準備=スタート】

【ゴール】
いつ新しい職場に入りたいのか(「新年度から」「ボーナスをもらってから」「今任されている仕事のきりのよいところで」「なるべく早く」「〇歳になるまでに」
等々)などご自身の環境から最適な日付を設定します。
【退職日】
民法上では2週間前に退職の意思表示をすればよいのですが、多くの会社では就業規則により一か月以上前に申し出ることとなっているので、円満に退職するためには一か月前までには伝えるようにしましょう。
【応募時期】
応募を始める時期
多くの会社では応募→書類選考→面接→内定までに1 ヵ 月~3ヵ月程度かかります。
面接日程などがスムースに進めばもっと早く決まる場合もありますが、平均3 ヵ 月程度と考えて、その間に複数の面接を受けるようにした方が、転職活動に集中できるし、応募した会社のイメージの比較もし易いです。
【準備=スタート】
準備
最も大切なのが準備です。
転職活動のスタートは準備から始まります。
自分の志望動機やスキル、資格、これまでのキャリアを整理して、履歴書及び職務経歴書を作成
そして、自分にとって決め手となることは何か【給与、勤務地、職務内容、職場の雰囲気、労働時間など】 を考えておきましょう。
転職活動でバタバタしているうちに、肝心な自分の希望をないがしろにしてしまわないように。
希望する業界各社の情報収集
漫然と求人情報を見るだけではなく、求人セミナーや求人イベントに参加することや、希望する業界に詳しい転職エージェントに相談することもおすすめします。
人材紹介会社で信頼できる熱意のある担当者に出会えると、親身になって相談にのってもらえます。
まとめ

ここまで、転職のゴールから逆算したスケジュールの作成の仕方をお伝えしました。
転職活動を可視化できるように、時系列のスケジュール表を作成して、何のために転職するのかという目的を忘れずに準備をしっかりなされば、良い転職の可能性が高くなります。
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