成年後見制度とは?
認知症や知的障害、精神障害などで、判断能力が不十分な方々を
法律面や生活面から保護する制度です。
私たちは、契約を前提とした社会で生きています。
契約というと、マイホームの購入や賃貸借契約等を想像しますが、
小さなもので言えば、普段のスーパーでの買物なども契約行為です。
したがって、契約行為なしに、この社会で生きていくことは、ほぼ不可能に近いでしょう。
様々な理由により判断能力が鈍ってくると、この契約行為を適切に行うことが難しくなってきます。
それにより、不適切な契約を結んだりすることで、不利益を受けることが考えられます。
このようなことがないよう、本人の意思のサポートをしていくのが成年後見制度です。