請求日: 2019年6月
病名: 網膜色素変性症
結果: 障害厚生年金2級
請求方式: 事後重症
年金額: 年額約140万円（配偶者加給あり）
就労状況: 就労している
障害者手帳: 身体障害者手帳3級
家族構成: 配偶者
生活する上で困難なこと:
駅から職場まで同僚の付き添いを受け通勤し、食事の際にも同僚に介助してもらっている。
就業後は全身や眼の疲労感が強く、帰路での転倒が多く、打撲や擦り傷が絶えない。
日差しが強い日中は上方のものが見えにくくなり、信号機を認識できずに交差点に飛び出してしまうことがある。
段差に躓いたり、人にぶつかったり、歩道のポールや電柱に衝突するなどの事故が頻繁に起きる。
夜間は周囲のものがほとんど見えず、転倒や衝突が絶えないため、移動時には常に介助が必要な状態である。
日常生活に制限が多く、不安と不便さを常に感じている。

この事例では、網膜色素変性症による視覚障害を患う人が障害厚生年金2級の認定を受けたケースを紹介しています。請求日は2019年6月で、年間約140万円の受給となりました。

総評:
障害厚生年金2級の支給は、受給者にとって重要な経済的支援を提供し、医療費や生活費の補助に役立っています。就労を続けているものの、日常生活や移動に多くの制限があり、周囲の理解と支援が不可欠です。視覚障害による不便さと不安を軽減するためには、継続的な医療ケアとサポートが必要とされます。