両手の自由が利かなくなるという症状を抱えていたケースです。

難病であり、「治療方法がない」とのことで、ご依頼当時、病院には通院していませんでした。
したがって、診断書を記載して頂ける医師を見つける必要がありました。
幸いにも、当時診断をつけた医師を見つけることができ、診断書の取得を行うことができました。

このケースでは、幸いにも診断をつけた医師を見つけ出すことができましたが、それが叶わなかった場合には、診断書の取得に時間がかかったであろうことは容易に想像ができます。

また、認定医がこの傷病をご存知ではないためか、裁定請求では３級と認定されました。当然、審査請求を行い、詳細な資料をつけたところ、保険者の処分変更により、２級と認定されました。

ただ、審査請求を行ったため、権利の回復まで、１年半を要しました。

裁定請求での正しい審査を切に願います。