自殺未遂等を何度も繰り返し、病院の入退院歴も多数ある方のケースです。

病院のカルテ保存はあり、認定日請求を行うことができました。

しかしながら、裁定請求時には、３級との認定結果が届きました。
書類の記載内容及び本人の状態、これまでの経過から明らかに不当であることから、審査請求を行い、保険者の処分変更にて、２級の認定を得ることができました。

このケースも、ご本人たちで行っていたら、３級を不服と感じず、諦めてしまったかもしれません。

審査請求時に、なぜ３級とされたのか理由を探りましたが、病名くらいしか理由は思いつきませんでした。
うつ病、統合失調症に比べて、気分変調症は症状が軽いとの先入観が保険者側にはあるような気がします。
そのような先入観に基づくものではなく、個々の状態を見て、判断して頂ければなあと強く思います。