2016年05月30日 熱海市 その他の障害 化学物質過敏症

化学物質過敏症により障害基礎年金2級が認定された事例

ステータス

請求日:2014年10月

病名: 化学物質過敏症

結果: 障害基礎年金2級

概要

化学物質に過剰に反応し、様々な症状が出現する疾患です。

化学物質過敏症の症状は多岐にわたり、粘膜刺激症状 (結膜炎、鼻炎、咽頭炎、皮膚炎、中耳炎、気管支炎、喘息など)、循環器症状 (動悸、不整脈など) 、消化器症状 (下痢、便秘、悪心など)、自律神経障害(異常発汗、手足の冷え、易疲労性)、精神症状 (不眠、不安、うつ状態、記憶困難、集中困難、価値観や認識の変化など)、中枢神経障害 (痙攣、頭痛、発熱、疲労感、光を眩しく感じるなど) 運動障害、四肢末端の知覚障害、意識障害などがある。

症状の出方や反応する物も、人によって異なるため、障害認定が非常に困難となります。

事実、この方も以前に他の社会保険労務士の方に依頼をされ、「障害の状態にない」と判断された経緯がありました。

以前の請求書類を検討し不支給理由を確認、それに基づいた請求方針を立てたことにより、無事、受給権を獲得することができました。

この傷病にかかっている方で、まだ障害年金の支給に至っていない方も多くいらっしゃるのだろうと感じます。

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