ステータス
請求日:2016年10月
病名: 網膜色素変性症
結果: 障害基礎年金1級
概要
12~3年ほど前から眼の異常が出始め、何度も交通事故を起こしていた方のケースです。
はっきりと眼の異常を指摘されたのは国民年金期間でしたが、交通事故を起こしていた期間は厚生年金期間でした。
交通事故を起こしているわけですから、病院への通院はされていました。
その中で、眼科への受診を勧められたことがあったことから、その時を初診日とし、障害厚生年金での請求を行いました。
本人には、あらかじめ、厚生年金での請求はかなり無理があることは説明済でした。
それでも、本人の強い希望もあり、厚生年金での請求を試みましたが、保険者より基礎年金での受給権は認めるので、国民年金の請求書を提出するよう指示がありました。
これを拒否して不服申し立てを行うこともできましたが、本人と話し合い、基礎年金でも受給できるものなら受給したいとの意向を受け、基礎年金への切り替えを行いました。
どうやら、半年以上にも及ぶ審査機関の長さに根負けしてしまったようでした。
ただ、はじめから、厚生年金での請求は、やや無理があったので、これで良かったのだと思います。